ガルバリウム鋼板屋根の価格は?種類別・施工方法別に費用を紹介
- 屋根修理

「ガルバリウム鋼板で屋根を修理すると、価格はいくらかかるの?」
「できるだけ費用を安く抑えたいけど、どうしていいかわからない」
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ガルバリウム鋼板は耐久性の高く軽量な金属製の屋根材で、屋根のリフォームでよく用いられています。
しかし、種類や施工方法によって費用が異なり、事前に相場を把握していないと想定より高額になるおそれがあるため注意が必要です。
本記事では、ガルバリウム鋼板の種類別・施工方法別の価格や費用相場について詳しく紹介します。
ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットや業者の選び方も紹介しているので、屋根リフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。
ガルバリウム鋼板屋根の価格

ガルバリウム鋼板の屋根材には、主に以下の3種類があります。
・縦葺き
・横葺き
・断熱材一体型
種類によって費用が異なるため、それぞれの特徴や相場を確認していきましょう。
縦葺き
縦葺きは、屋根の傾斜と同じ向きに張るタイプの屋根材のことです。
価格相場は1平方メートルあたり5,000〜9,000円が目安です。
縦葺きは雨水が軒先に向かって流れやすい構造のため防水性が高く、見た目もすっきりした印象に仕上がります。
同面積あたりの材料使用量が横葺きより少く、施工費用が抑えやすいのがメリットです。
横葺き
横葺きは、屋根の傾斜に対し水平方向に張るタイプの屋根材のことです。
価格相場は1平方メートルあたり6,500〜10,000円ほどです。
同じ面積でも縦葺きより多くの屋根材を使用するため施工価格が高くなます。
ただし、多種多様なデザインがあり縦葺きより複雑な形状の屋根にも対応できるメリットがあります。
断熱材一体型
断熱材一体型は、金属製の表面材と裏面材の間に断熱材を挟んだ三層構造の屋根材です。
断熱性に優れており、屋根から熱が出入りするのを防いでくれるため、夏は涼しく冬は暖かくなりやすいのがメリットです。
遮音性も高く、雨音を小さくできます。
ただし、1平方メートルあたりの価格相場は6,000~18,000円と縦葺きや横葺きより高くなります。
初期費用はかかるものの、冷暖房費の節約や結露対策にも効果が期待できるため、長期的に見ると費用対効果の高い屋根材です。
工法別ガルバリウム鋼板屋根にかかる施工費用

ガルバリウム鋼板の屋根リフォームには、主に以下2つの施工方法があります。
・カバー工法
・葺き替え
それぞれの費用相場と特徴を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
カバー工法
カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せずに新しいガルバリウム鋼板を重ねる施工方法です。
古い屋根を剥がす必要がないため、撤去費用や廃材処分費がかからず工期も短縮できます。
費用相場は30坪程度の住宅で80〜180万円ほどです。
ただし、既存屋根の劣化が激しい場合や、下地が腐食しているケースではカバー工法で施工できません。
既存の屋根材の形状によっても施工できない場合があります。
カバー工法が適用できるかは、専門業者に調査してもらい判断することが大切です。
葺き替え
葺き替えは、既存の屋根材を撤去したうえで新しいガルバリウム鋼板に張り替える施工方法です。
費用相場は30坪の住宅で140〜280万円と、撤去・処分の工程が増える分カバー工法よりも高くなります。
ただし、屋根の下地からリフォームできるため、屋根の劣化を根本的に解決できます。
軽量な屋根材にすることで住宅の重量を軽くでき、耐震性が高まるのもメリットです。
屋根の劣化が激しい場合や、屋根を軽量化して耐震性を高めたい場合に葺き替えが向いています。
ガルバリウム鋼板屋根のメリット

ガルバリウム鋼板がよく使われている理由は、以下のようなメリットがあるためです。
・耐久性が高い
・軽量で建物の耐震性への影響が少ない
・幅広い屋根に活用できる
ガルバリウム鋼板での施工が自宅に向いているか判断しやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
耐久性が高い
ガルバリウム鋼板は耐用年数が30~40年と耐久性に優れています。
金属製でも耐久性が高いのは、アルミニウムと亜鉛の合金でコーティングされた素材が使われているためです。
サビにくい素材が使用されているので、定期的にメンテナンスをすることで屋根が長持ちします。
軽量で建物の耐震性への影響が少ない
ガルバリウム鋼板は、重量の大きい瓦屋根やスレート屋根と比べて軽量なのがメリットです。
ガルバリウム鋼板の重量は瓦の約10分の1、スレートの約4分の1となっています。
屋根が軽くなることで住宅の重心が低くなり地震による揺れが軽減されます。
耐震性が気になる方や築年数の古い住宅にお住まいの方は、耐震性の観点からガルバリウム鋼板がおすすめです。
幅広い屋根に活用できる
ガルバリウム鋼板の屋根材は急勾配の屋根や複雑な形状の屋根など、さまざまな屋根に対応できます。
とくに横葺きはカバー工法にも対応した製品が多く、既存のスレート屋根の上からそのまま重ねることが可能です。
幅広い製品があるため、屋根の形状や予算、デザインなど要望にあった製品を選べます。
ガルバリウム鋼板屋根のデメリット

ガルバリウム鋼板のデメリットは以下のとおりです。
・経年劣化によってサビることがある
・衝撃によってへこむ場合がある
・ほかの屋根材より断熱性が低い
デメリットも把握して後悔のない屋根材選びを行いましょう。
経年劣化によってサビることがある
ガルバリウム鋼板は耐食性に優れていますが、年数が経過するにつれて表面の保護膜が劣化し、サビが発生することがあります。
とくに海沿いや工場が多い地域では塩害や大気汚染の影響を受けやすくサビやすいです。
サビを防ぐには定期的に塗装でのメンテナンスをする必要があります。
メンテナンスを怠ると屋根材の腐食が進み、雨漏りや住宅の耐久性低下につながる可能性があるため、業者による定期点検が欠かせません。
衝撃によってへこむ場合がある
ガルバリウム鋼板は金属素材であるため、飛来した小石や大粒の雹(ひょう)などの衝撃を受けると、表面がへこむことがあります。
へこみが生じても機能面にすぐ影響するわけではありませんが、美観が損なわれたり雨水が溜まりやすくなったりするおそれがあります。
厚みのある製品を選ぶことでへこみにくくなりますが、材料費は高くなる点に注意が必要です。
住む地域や環境に合わせて、適切な厚みや性能の製品を業者と相談しながら選ぶことをおすすめします。
ほかの屋根材より断熱性が低い
ガルバリウム鋼板は金属素材のため、製品によっては断熱性の低い傾向があります。
夏場に直射日光を受けると表面温度が上昇しやすく、冷房が効きにくくなるのがデメリットです。
ただし、断熱材一体型のガルバリウム鋼板を選ぶことで温度の上昇を防止できます。
断熱材一体型でないガルバリウム鋼板でも、施工時に断熱材を別途追加することで夏場の暑さ対策が可能です。
ガルバリウム鋼板屋根の施工を依頼する際の注意点

ガルバリウム鋼板の屋根リフォームを行っている業者のなかには悪質な業者がいます。
悪質な業者に依頼すると高額請求や手抜き工事などのトラブルにあいやすくなるため注意しましょう。
悪質な業者の特徴は以下のとおりです。
・突然訪問営業に来て不安をあおってくる
・しつこく営業してくる
・極端に安価な見積額を提示してくる
訪問営業で不安をあおってくる業者やしつこく営業してくる業者がいても、その場で契約せずしっかりと断りましょう。
極端に安価な見積額を提示してくる場合は、施工後に追加請求するおそれがあるため避けることをおすすめします。
地元での施工実績や口コミ、スタッフの対応などをチェックして信頼できる業者を探すことが大切です。
ガルバリウム鋼板屋根の価格を把握して適切なリフォームを行おう

ガルバリウム鋼板の屋根は、屋根材の種類や施工方法によって価格が異なります。
カバー工法か葺き替えかは、費用だけではなく屋根の状態にあわせて工法を選ぶことが大切です。
メリットやデメリットを把握したうえで、ガルバリウム鋼板が自宅にあっているかを検討しましょう。
タカハシルーフでは、ガルバリウム鋼板を使った屋根のカバー工法・葺き替えに対応しています。
ドローンや赤外線カメラを用いて点検を行い、どの工法が適しているか提案します。
LINEや問い合わせフォームで点検や見積もりを受け付けていますので、屋根リフォームでお悩みの方はお気軽にご相談ください。




