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屋根カバー工法にはデメリットがある?メリットや費用、注意点を紹介

  • 屋根修理

「カバー工法を勧められたけど、本当に大丈夫?」
「屋根が重くなって耐震性が下がらないか心配」


屋根カバー工法は、既存の屋根材を残して上から新しい屋根材を重ねる工法です。


葺き替えより費用が安く、業者から提案されることがよくあります。


しかし、すべての住宅に適しているわけではないため、施工前にデメリットや注意点をしっかり把握しておくことが大切です。


本記事では、屋根カバー工法のデメリット・メリットや失敗しないためのポイントを解説します。


向いている家・向いていない家の特徴も紹介しているので、カバー工法のデメリットを把握してから施工方法を決めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

屋根カバー工法で施工するデメリット

屋根カバー工法には費用が安く工期が短いというメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。


・耐震性に影響が出るおそれがある
・次回の屋根工事で2回分の解体が必要になる
・火災保険が適用されないリスクがある


カバー工法で失敗しないために、ぜひ参考にしてください。

耐震性に影響が出るおそれがある

カバー工法は屋根が二重構造になることで建物全体の重量が増加し、耐震性に影響を与えるリスクがあります。


住宅の重心が高くなりより揺れやすくなるので、築年数の長い住宅は注意が必要です。


軽量な屋根材を選ぶことで重量の増加を抑えられますが、耐震性への影響はゼロではありません。


耐震性に不安のある方は施工前に専門業者に相談をすることをおすすめします。

次回の屋根工事で2回解体が必要になる

カバー工法で施工すると、次回屋根リフォームが必要になった際に2枚分の屋根材を撤去する必要があります。


三重にカバー工法するのは耐震性にも大きく影響が出てしまい、現実的ではありません。


カバー工法ができないため、葺き替えでの工事が必須となります。


カバー工法後の葺き替え工事は二重になった屋根をはがす必要があり、通常より費用が高くなります。

火災保険が適用されないリスクがある

自然災害による屋根の損傷は火災保険の補償対象になることがありますが、カバー工法の場合は保険が適用されないケースがあります。


火災保険では原則として「損傷を受けた部分を元の状態に戻す原状回復に使われた補修費用」が補償されるためです。


カバー工法は既存屋根を修繕するのではなく新たな屋根材を重ねる工法であり、「原状回復」とはみなされいケースが少なくありません。


ただし、加入している保険によって判断基準が異なるため、適用できるかは知りたい方は保険会社に問い合わせることをおすすめします。

屋根カバー工法で施工するメリット

カバー工法には以下のようなメリットがあります。


・葺き替えより低価格かつ短工期で施工できる
・断熱性や遮音性が向上する
・構造材を傷めにくい
・アスベストの屋根でも問題なく施工できる


メリットとデメリットを把握したうえでカバー工法が自宅にあっているか検討しましょう。

葺き替えより低価格かつ短工期で施工できる

カバー工法のメリットは、既存の屋根材を撤去しない分だけ工程が少なくなり、費用と工期の両方を抑えられる点です。


葺き替え工事の費用相場が110〜220万円程度であるのに対し、カバー工法は100〜200万円程度で施工でき、数十万円単位で節約できる可能性があります。


工期についても、葺き替えが7〜14日程度かかるのに対し、カバー工法は5〜10日程度で完了します。


解体費用や廃材処理費用も抑えられるため、できるだけ出費を少なくしたい方に向いている工法です。

断熱性や遮音性が向上する

屋根材が二重構造になることで断熱性や遮音性が向上するのがメリットです。


屋根材の間に空気の層が生まれることで断熱効果が高まり、夏の暑さや冬の寒さが室内に伝わりにくくなります。


また、雨音が二層の屋根材によって吸収されるため、大雨の際の騒音が軽減される効果も期待できます。

構造材を傷めにくい

葺き替えでは既存の屋根材を撤去する際に、屋根の下地である野地板や垂木などの構造材に負担がかかることがあります。


構造材に負担がかかると住宅の寿命が低下するリスクがあるので、専門業者が慎重に作業をしなければなりません。


一方でカバー工法は既存の屋根材を撤去しないため、構造材に負荷がかかることがほとんどなく施工できます。

アスベストの屋根でも問題なく施工できる

2006年以前に製造されたスレート屋根材にはアスベストが含まれている場合があり、撤去する際には特殊な方法が必要です。


撤去費用も高くなり葺き替え工事を行うと費用負担が増大します。


一方でカバー工法であればアスベストを含む屋根材でも特別な対応なしに施工できます。


アスベスト屋根を密閉でき、飛散するリスクを最小限に抑えることが可能です。

カバー工法が向いている例・向いていない例

カバー工法はすべての住宅に適しているわけではなく、住宅の状態や条件によって向き・不向きがあります。


向いている例と向いていない例を事前に把握して、自分の住宅にあった工法かどうかを判断しましょう。

向いている例

以下に当てはまる場合は、カバー工法が適している可能性が高いです。


・屋根材の劣化が表面にとどまっており、下地まで傷みが及んでいない場合
・築年数が比較的浅く、住宅自体の耐久性に問題がない場合

・スレートのような軽量な屋根材が使われている場合
・アスベストを含む可能性があるスレート屋根の住宅でコストを抑えたい場合
・できるだけ短期間で工事を終わらせたい住宅


上記の住宅に当てはまる方はカバー工法でも十分に対応できる可能性があります。

向いていない例

以下のような場合には慎重に検討しましょう。


・下地が劣化していて雨漏りが発生している場合
・すでに一度カバー工法を施工しており、屋根が三重構造になる場合
・耐震性が低かったり耐震補強が済んでいなかったりする場合
・既存の屋根の形状によりカバー工法が難しい場合

・瓦屋根が使われている場合


当てはまる場合は、専門業者に相談したうえでどのような工法で施工するか決めることをおすすめします。

屋根カバー工法で失敗しないためのポイント

失敗を防ぐために以下3つのポイントを押さえておきましょう。


・信頼できる業者に依頼する
・慎重に屋根材を選ぶ
・DIYは避ける


信頼できる業者は見積もりの内容やスタッフの対応などをチェックして選びましょう。


見積書が詳細に記載されており、わからないことについて丁寧に教えてくれる業者であれば信頼できる業者の可能性が高いです。


屋根材についても耐震性に影響が出ないよう慎重に選びましょう。


カバー工法で使用する屋根材は、軽量で耐久性が高いガルバリウム鋼板が推奨されますが、ほかの屋根材がよい場合は業者に相談してください。


また、DIYでカバー工法をするのは転落するリスクがあるためやめましょう。


施工不良となり結果的に業者に依頼するといったケースもあるため、はじめから業者に任せることをおすすめします。

屋根カバー工法のメリット・デメリットを知ったうえで最適な工法を選ぼう

屋根カバー工法は、葺き替えよりも費用が安く工期が短い反面、耐震性の低下のリスクや将来の撤去費用の増加などのデメリットがあります。


自宅がカバー工法に向いているかどうかは、下地の状態や耐震性などを総合的に判断する必要があるため、必ず専門業者による現地調査を受けてから決めましょう。


タカハシルーフでは、ドローンで屋根の隅々を詳細に点検し、お客様の住宅にぴったりの施工プランを提案しています。


火災保険が適用できるかの判断も行っているので、カバー工法を検討している方はお気軽にご相談ください。