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漆喰の詰め直しは必要?費用相場や劣化症状、修理工程を紹介

  • 屋根修理

「屋根の漆喰がひび割れてきたけど、詰め直しで補修できる?」
「できるだけ安く済ませたいけど費用はどのくらいかかる?」


漆喰の詰め直しとは、劣化した漆喰を一度取り除いてから新しく詰め替える補修工事のことです。


屋根の漆喰は瓦のずれや雨水の浸入を防ぐ役割があり、劣化を放置すると棟全体の破損や雨漏りにつながります。


本記事では、漆喰の詰め直しが必要な症状や費用相場について詳しく解説します。


工事の流れや詰め直し以外の修理方法も紹介しているので、漆喰の補修を検討している方はぜひ参考にしてください。

漆喰の詰め直しとは?

漆喰の詰め直しとは、棟瓦や鬼瓦の周囲に使われている既存の漆喰を撤去して新しい漆喰を詰め替える工事です。


漆喰は消石灰を主成分とした建築材料で、隣あう瓦の隙間を埋めて雨水の浸入を防ぐとともに、瓦のずれや崩壊を防ぐ役割を果たしています。


屋根に使われる漆喰の耐用年数は一般的に15〜20年程度です。


漆喰は紫外線や雨などによって少しずつ劣化し、痩せやひび割れが進んでいきます。


漆喰が劣化すると棟瓦全体が不安定になるため、定期的に詰め直しが必要です。

漆喰の詰め直しが必要な瓦屋根

漆喰の詰め直しが必要な屋根の種類として、主に以下の2つが挙げられます。


・粘土瓦
・セメント瓦やモニエル瓦


瓦の種類によって漆喰の役割や劣化のしやすさが異なるため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

粘土瓦

粘土瓦は、粘土を高温で焼き固めた伝統的な瓦で、耐久性が高く50〜100年の耐用年数があります。


ただし、棟部分を固定している漆喰は瓦本体より早く劣化するため、10〜15年を目安に詰め直しが必要です。


漆喰が痩せると瓦のずれや雨水の浸入が起こりやすくなるため、定期的な点検を心がけましょう。

セメント瓦やモニエル瓦

セメント瓦やモニエル瓦は、1970〜1990年代に多く使われた屋根材です。


現在ではほとんどの製品が販売終了となっています。


セメント瓦やモニエル瓦は経年劣化によってもろくなりやすく、漆喰の剥離や瓦自体のひび割れが起こりやすい傾向があります。


詰め直しを行う際は瓦の状態もあわせて確認し、補修か葺き替えかを業者と相談しながら決めるのが適切です。

漆喰詰め直しが必要な劣化症状

漆喰の詰め直しが必要かどうかは、以下の症状が出ているかどうかで判断できます。


・ひびが入っている
・剥がれている
・ずれや歪みがある


ひびが入っていると雨水が浸入しやすくなり、下地の木材を腐食させる危険性があります。


剥がれている場合は葺き土が流出するおそれがあり、雨風で棟全体が崩れるリスクが高まっています。


棟瓦にずれや歪みがある場合も、瓦を固定する力が弱まっている可能性が高いです。


台風や地震の際に瓦が落下する危険があるため、劣化が見られたら速やかに業者へ相談しましょう。

漆喰詰め直しの費用相場と期間

漆喰の詰め直しにかかる費用は、1メートルあたり2,000~7,000円が相場です。


費用は棟の長さや劣化の程度、使用する漆喰の種類によって変動します。


施工期間は1〜3日程度が一般的です。


平屋や低い屋根であれば脚立のみで対応できる場合がありますが、2階建て以上や急勾配の屋根では安全のために足場の設置が必要となります。


足場費用は別途10〜25万円程度かかるため、事前に見積もりを取って確認しておきましょう。

漆喰詰め直しの工程

漆喰の詰め直し工事は、大きく以下の3つのステップで進みます。


・既存漆喰の撤去(はつり)
・新しい漆喰の塗り込み
・仕上げ


工程を知ることで業者が適切な手順で作業しているか把握しやすくなるので、ぜひ参考にしてください。

既存漆喰の撤去(はつり)

最初に劣化した古い漆喰をすべて取り除く「はつり」と呼ばれる作業をします。


電動工具や専用のノミを使って既存の漆喰を丁寧に剥がし取り、瓦や下地にダメージを与えないようにします。


はつりを丁寧に行うことで、新しい漆喰をしっかり密着させることが可能です。

新しい漆喰の塗り込み

古い漆喰を除去した後、清掃と下地処理を施してから新しい漆喰を詰め込んでいきます。


漆喰を均一に充填することで、雨水の浸入を防ぎ瓦をしっかりと固定できます。


使用する漆喰の種類は屋根の状態や瓦の種類によって異なるため、どのような製品を使うか知りたい方は見積もり時に業者に確認しましょう。

仕上げ

漆喰を詰め込んだ後は、表面を平らに整えて美しく仕上げます。


乾燥前に整形することで、完成後の剥落を防ぎ耐久性を高めることが可能です。


施工後は業者が全体を確認し、漆喰の詰まり具合や瓦のズレがないかをチェックして工事が完了となります。


乾燥には気温や天候によって数日かかる場合があるため、施工後すぐに雨が当たらないよう天候を見極めたうえで工事日程が組まれます。

詰め直しでは対応できない場合の修理方法

漆喰の詰め直しで対応できるのは、漆喰の劣化が主な原因である場合に限られます。


以下のような状態では、詰め直しだけでは根本的な解決にならないケースがあります。


・棟瓦を固定している土台(葺き土)が崩れている
・棟瓦自体が割れていたり、大きくずれていたりする
・棟全体の歪みが広範囲に及んでいる


上記の場合は、棟瓦の取り直しが必要です。


取り直しとは、棟瓦をすべて解体して積み直す工法のことです。


詰め直しより費用と工期がかかりますが、棟瓦の状態を根本的に修復できるため耐久性をより維持しやすくなります。


どちらの工法が適切かは、専門業者に点検を依頼して判断しましょう。

漆喰詰め直し工事の注意点

漆喰の詰め直しを依頼する際は、以下の2点に注意が必要です。


・重ね塗りはしない
・DIYは避ける


施工中や施工後にトラブルが発生しないようにするためにも、ぜひ参考にしてください。

重ね塗りはしない

業者のなかには、費用や手間を省くために古い漆喰の上から新しい漆喰を重ねて塗るケースがあります。


しかし重ね塗りは、新しく塗った漆喰が劣化した漆喰ごと剥がれるリスクがあり、根本的な補修にはなりません。


見た目上は問題なく見えても短期間ですぐに劣化することが多いため、必ず既存の漆喰を全撤去してから詰め直すようにしましょう。


契約前に漆喰の撤去作業も行うか確認することで、重ね塗りによるトラブルを防止できます。

DIYは避ける

漆喰の詰め直しは、専門的な技術と道具が必要な工事でありDIYでの補修はおすすめできません。


高所での作業は転落事故のリスクが高く、命に関わるケガを負うおそれがあります。


また漆喰の充填が不十分だと雨漏りがすぐに発生したり瓦が落下したりなどのトラブルにつながりかねません。


市販の補修材で応急処置をしても、屋根全体の状態を正確に把握できなければ根本解決にはならないため、必ず専門業者に依頼しましょう。

漆喰の劣化が見られたら詰め直しを行おう

漆喰の詰め直しは、棟瓦や鬼瓦の周囲の漆喰を完全に撤去して新しく詰め替える補修工事です。


ひびや剥がれ、瓦のずれといった劣化症状が見られたら、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。


費用は棟の長さや状態によって異なりますが、1メートルあたり2,000~7,000円が目安です。


劣化が進んでいる場合は詰め直しではなく棟の取り直しが必要になるので、点検してもらったうえでどちらの工法が適切か判断しましょう。


タカハシルーフでは、漆喰詰め直しや棟の取り直しを含む屋根全般の工事を受け付けています。


屋根の状態をドローンで詳細に点検し、お客様と一緒に映像を見ながらどのような修理が必要か説明します。


見積もり後にムリな営業は一切しません。


お客様が施工プランや見積書の内容に納得したうえで施工できますので、屋根のリフォームを検討している方はお気軽にご相談ください。