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屋根の防水シートの寿命は何年?交換時期や放置するリスクを紹介

  • 屋根修理

「屋根の防水シートって、いつ交換すればいいの?」
「劣化しているかどうか自分で見分けられる?」


このような疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。


防水シート(ルーフィング)は屋根材の下に隠れているため、普段の生活では目にする機会がほとんどありません。


しかし、防水シートは屋根の雨水の浸入を防ぐ重要な役割があり、放置すると雨漏りやカビなど深刻なトラブルにつながるリスクがあります。


本記事では、防水シートの種類ごとの寿命や交換が必要なサインの見分け方、放置した場合のリスクを解説します。


貼り替えの費用相場も詳しく解説しているので、防水シートの寿命が気になる方はぜひ参考にしてください。

防水シートの寿命は何年?

防水シートの寿命は、20〜60年程度が一般的な目安ですが、使用する素材の種類によって大きく異なります。


以下では代表的な4種類の防水シートについて紹介します。


・アスファルトルーフィング
・改質アスファルトルーフィング
・透湿ルーフィング
・粘着ルーフィング


それぞれの寿命と特徴について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィングとは、アスファルトを紙のような原紙に染み込ませて作られている防水シートです。


寿命は10〜20年程度となっています。


価格が安く多くの住宅に採用されています。


紫外線や熱に弱いため、ほかの種類と比べると劣化が早く進みやすいのがデメリットです。


コストを抑えられる反面、交換時期が早めに訪れる点に注意が必要です。

改質アスファルトルーフィング

改質アスファルトルーフィングは、従来のアスファルトに合成ゴムやプラスチックを加えて性能を高めた防水シートです。


寿命は20〜60年程度と、長めに設定されています。


通常のアスファルトルーフィングに比べて温度の変化に強く、ひび割れしにくいのが特徴です。


価格はアスファルトルーフィングより高くなりますが、耐久性に優れているため近年採用されています。

透湿ルーフィング

透湿ルーフィングは、水は通さずに湿気だけ外へ逃がせられる防水シートです。


寿命は40~60年とほかの種類よりも長いです。


屋根の内部にこもった湿気を排出でき、結露やカビの発生を抑える効果が期待できます。


高性能で長寿命なため、家を長持ちさせたい方に適しています。


ほかの種類より価格は高めですが、メンテナンス頻度を減らせるのがメリットです。

粘着ルーフィング

粘着ルーフィングは、シートの裏面に粘着剤が付いており、屋根の下地に直接貼り付けて施工するタイプです。


寿命は20〜30年程度が目安となっています。


釘やタッカー(大型のホッチキスのような工具)で穴をあけないため、穴から雨水が浸入するリスクが低いです。


施工性が高く屋根カバー工法でよく使われます。

寿命以外で防水シートの交換が必要なタイミングはある?

防水シートは以下のタイミングで交換を行います。


・屋根材が寿命を迎えたとき
・劣化症状が見られたとき


それぞれ詳しく解説しているので、ご自宅の屋根の状態と照らし合わせながら確認してみましょう。

屋根材が寿命を迎えたとき

屋根材が寿命を迎えて葺き替えやカバー工法を行うときは、防水シートも同時に交換します。


防水シートは屋根材の下に敷かれているため、交換するには屋根材を一度はがさなければなりません。


屋根材だけを交換して防水シートを残してしまうと、防水シートが劣化した際に再び工事が必要です。


別々に工事を行うとその都度屋根を剥がす費用がかかり、トータルの費用が高くなってしまいます。


屋根材のメンテナンスと防水シートの交換を一度にまとめることで、手間と費用を抑えられます。

劣化症状が見られたとき

防水シートに劣化のサインが見られたときは、寿命を待たずに早めの交換が必要です。


防水シートは屋根材の下に隠れているため、直接目で確認するのは困難です。


しかし、以下のような症状が現れた場合、防水シートが劣化している可能性があります。


・天井や屋根裏にシミがある
・屋根材の浮きや反り、ズレが見られる
・強風や台風のあとに雨漏りが発生する など


以上の劣化が見られたら防水シートが本来の役割を果たせなくなっているおそれがあります。


放置すると被害が拡大するため、気づいた時点で専門業者に点検を依頼しましょう。

寿命を迎えた防水シートを放置するとどうなる?

寿命を迎えた防水シートを放置すると、以下のようなリスクがあります。


・雨漏りが発生する
・カビが発生する
・構造部が腐食する


どれも住まいの安全性に関わる問題なので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

雨漏りが発生する

防水シートが寿命を迎えると、雨漏りが発生しやすくなります。


防水シートは、屋根材をすり抜けてきた雨水を防ぐ役割がありますが、破れたり穴があいたりすると雨水が室内まで浸入してしまいます。


最初は天井に小さなシミができる程度ですが、放置すると天井から雨水が垂れるため注意が必要です。


雨漏りは一度発生すると原因の特定が難しく、修理費用も高額になりやすいため、早めに対処することが大切です。

カビが発生する

防水シートの劣化を放置すると、屋根裏や室内にカビが発生しやすくなります。


防水シートから浸入した雨水が屋根裏にたまると、内部の湿度が高い状態が続いてしまいます。


湿気の多い環境はカビにとって絶好の繁殖場所です。


環境が整うと短期間でカビが広がり、家族の健康に悪影響を及ぼすおそれがあります。


安心して暮らすためにも、防水シートの交換は定期的に行う必要があります。

構造部が腐食する

防水シートの劣化を長期間放置すると、家を支える構造部が腐食してしまいます。


浸入した雨水が、屋根を支える野地板や柱などにまで達するためです。


木材が水分を含んだ状態が続くと徐々に腐っていき、強度が低下していきます。


構造部が傷むと地震や台風への耐久性が下がり、住まいの安全性に関わる事態になりかねません。


湿った木材はシロアリを呼び寄せる原因にもなるため、被害が連鎖的に拡大する危険があります。

寿命を迎えた防水シートの交換にかかる費用は?

防水シートの交換は基本的に葺き替え工事やカバー工法と一緒に行うのが一般的です。


カバー工法は既存の屋根材を残したまま上に新しい屋根材を設置する工法です。


葺き替えは既存の屋根材を撤去してから新しい屋根材を取り付けます。


それぞれの工事にかかる費用は以下のとおりです。


・カバー工法:100〜200万円程度
・葺き替え:110〜220万円程度


それぞれ屋根の形状や立地条件などによって費用が異なるので、具体的な費用を知りたい方は業者に見積もりを依頼しましょう。

屋根の防水シートは屋根材が寿命を迎えたタイミングで交換しよう

屋根の防水シートは、室内に雨水が浸入しないようにする役割があります。


寿命は素材によって異なりますが、20~60年程度が目安です。


放置すると雨漏りやカビ、構造部の腐食といった深刻なトラブルにつながるおそれがあります。


屋根材が劣化してカバー工法や葺き替えが必要になったタイミングで、防水シートも一緒に交換しましょう。


タカハシルーフでは、カバー工法や葺き替えなどの屋根工事を行っています。


ドローンや赤外線カメラなどを用いて屋根の劣化状況を正確に診断し、お客様の要望を踏まえたうえで施工プランを提案します。


最短即日で現地調査に伺いますので、防水シートや屋根の状況が気になる方はお気軽にご相談ください。